そうだ、僕らは夢を作るんだった。の巻。
お久しぶりです。
このブログもとうとう1か月に1回のペースでの投稿が常になってきました。
前回が新年の挨拶だったわけですが、今日に至るまでに密度の濃い日々を過ごして居ました。
新年早々、ゲームコンテストに出品するのに追われ、いつの間にか成人(偽)して、学校の展覧会的なものに出すためにブラッシュアップしてとかしてたら2月になっていました。
やばくないですか。
もう2か月終わるんですよ?
僕なんてあと10か月もしたら就活な訳で、本当に大丈夫なのかって不安に駆られる毎日です。
生き急いでるわけじゃないんですけどね。
どれだけ時間がっても足りないというか。
そんな状況でも1月は一日1本のペースで映画は観ましたし、2月は諸事情により結構遅れ気味です。
いやー、年間400本大丈夫なのかこれ。
とはいえ、今年で有名どころの映画は抑えきりたい(君の名はとか世間の流行には意地でも乗らないって決め込んでまだ見てないし)ので、ハイペースで鑑賞しなければ。
とか言ってたら、次は5月末までにまた色々作って、それが終わってもゲーム制作って終わらなくて、そうこうしてたらまたゲーム以外のプロジェクトが動くわけです。
ひえーーーー大変ですね。
そんな僕ですが、先ほども言った通りまた短期間で作ります。
このタイミングで観れてよかったと思えた映画があるのでそのことを。。。
”前田建設ファンタジー営業部”
基本的に僕の周りってすごい映画館に囲まれているんですよね。
学校の近くには徒歩圏内でも2か所あるし、少し行けば出町座も、MOVIXも、京都シネマもあるし、定期圏内にはイオンシネマとかもあるし。
で、タイミングがあったので”前田建設ファンタジー営業部”という映画を観に行ったのです。
またこれが良いんですよ。。。
話の筋としては、建築会社の広報部が、マジンガーZの光子力研究所の弓教授から、格納庫建設の依頼を受けたという体で、真面目に掘削とか見積もりまでをガチでやるってお話です。
もはや演技力がどうとかじゃなくて、コメディと青春に全振りした映画なんですよね。
そして出てくる人が全員憎めない。
そもそも実話らしく、未だにファンタジー営業部というのは実在しているようです。
ネットでもこのまま調べると引っかかるし。
岸井ゆきのさんが本当に可愛いのです。
観た人なら分かる”宇宙”に行きそうになるシーンとか超やばいのです。
あれで可愛くないって言ってる人は、僕が全力で右足だけ1日1回躓く呪いをかけます。
でも、僕が思うにこの映画、
”クリエイター必見映画”なのではと思っています。
そもそもこの映画、端的に言えばアホなのです。
ええ、アホですとも。
だって上でも言ってますが、依頼を受けたという体で進めていくので、実際には作りません。
広報の一部として、Web連載で進めていくだけなので、まあ平たく言えば”無駄”なわけです。
ただこの無駄なことに馬鹿真面目に全員がどんどん一丸になっていくんですよね。
全てはマジンガーZファンのため。
お客様ファーストに考え、且つ面白くなるように全力で創意工夫していく。
これ、一種のクリエイターです。
何よりも、途中に子供がマジンガーZを観ている描写があるのですが、これがまたいいのです。
意外と考えてこなかったけど、僕らはクリエイターに夢のような世界を見せられ、育ってきた。
当然色んな想いを持ってクリエイターを志す人、クリエイターの人も多いと思います。
ただ、全ては最終的にここに行きつくんだなって感じることができます。
自分が納得するのではなく、受け手を裏切らず、心の中に植え付けることができるか。
何かを作る人はカッコいい。
これは昔から僕の中で変わることのない軸です。
だからこそ憧れてクリエイターになろうと思ったし、表現者になろうと思った。
自分が夢を与える側になりたかったから。
自分がクリエイターに生かされて、夢を見させてもらったから。
忘れてはいけない、大切なものを大型制作の前に確認出来て良かったなと思います。
前田建設ファンタジー営業部、是非。
・映画公式サイト
りっと。