りっとの部屋

映画とか、日常とか、ゲーム開発とかを綴ります。

【カナザワ映画祭2019】金沢弾丸映画の旅の巻

どうも学期末になることを実感して単位取得に追われる日々を過ごしているある意味多忙な学生りっとです。

 

そういえば僕は学生でした。

 

最近学校とバイト先と映画館の3つで生活してる気がします。

 

マジな話家にいる時間が極端に減りました。

 

その分各方面に散ったり、個人の制作とかで忙しいわけなんですよね。

夏休みの間だけ上田監督みたいにどこかに籠って制作作業するってのをやった方がいいような気がします。

 

だらけることはないとは思いますけど、家にいると欲が散らばってるのでそれこそアトリエみたいなのが欲しいですね。

 

そんなことを考えながら最近お部屋を眺めているのが楽しく思えます。

 

さて、先日というか昨日「カナザワ映画祭」に行ってきました。

 

個人的にはとよはし映画祭以来だったわけですが、あれはカメ止めがあったからってのもありましたが、今回はインディーズ作品を楽しみに行きました。

 

今回、ちゃんとネタバレ無しで書き切りますので、ネタバレ恐怖症の方ご安心を。

 

しかしまあ今回も忙しかったんだ。。。

 

 

 

0、前日

そう、これ話は前日に遡ります。

というのも、カナザワ映画祭に行くのを決めたのが先週の金曜日なんですよね。

 

僕を良く知る人ならわかると思いますが、思い立ったら行動それも直前にってのが僕のパターンです。

周りは巻き込んでないのが不幸中の幸いだと思う。

 

色々あってバイトが夕方までのシフトから昼から夜へと金曜日に変わったんですね。

これによって、土曜日に夜行、もしくはサンダーバードで移動しきることを諦めたわけです。

 

んー、これが失敗だった。

みんな、お金がなくても計画は事前に立てるんだ・・・!

案の定帰りは深夜0時、寝たのは2時頃。

 

翌日は始発のサンダーバードに乗る予定だったので、睡眠時間3時間半ほど。

 

 

いや死ぬわw

 

 

ロングスリーパーの僕にとってこれで動くのはのちのちその分の睡眠時間を補う必要があるのです。

これを書きながら頭がヒートしていくのが分かるもん・・・(´・ω・`)

 

しかも、バイトこの日に限ってめっちゃきつかったんです。

 

いやほんとよくやったよ。

 

1、国内唯一の未踏の地方、北陸へ

サンダーバードでぶっ飛ばして金沢に着いたのが9:30くらい。

会場着が9:50くらいで諸事情で一つ目のびっぐすりーは鑑賞できず(無念)

 

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会場到着!

本命のみぽりんは別ルートで確保してもらっていたので、短編部門とミルメミラレル目のチケットを確保。

 

 

ここから映画四本の感想がずらっときます。

2、鑑賞記録

1.ミルメミラレル目

 

軽く書いてますけど、常にゴーグルをかける少女と仲良し男二人組が立山を登る話です。

 

ネタバレ無しを公言しているので突っ込むことはしませんが、結局自分は隠さず自分のままでいいっていうのが伝えたいのかな・・・?って作品です。

 

自己肯定ってメッセージがあるような気もしますし、それこそこの映画の肝である立山とゴーグルの存在です。

 

結論から言うと、「プラスの感情が僕の中で働かなかった映画」でした。

 

かと言ってマイナスの感情も湧かないんですよね。

 

なんていうのかな、、、ラーメンを頼んで美味くも不味くもないというか、当然立山に登ってるシーンとか凄いわくわくしたし、青春だ!って思ったんですけど、結局主人公は(ネタバレ♡)が嫌いなわけで。

 

不完全燃焼感がやっぱりあるなぁ。

常にゴーグルをかけてるってすごいキャラクターとして立ってるのに、活かしきれていない感じがしました。

 

全ての映画にメッセージ性を求めるのは当然間違ってると思うし、そうじゃない映画で面白い映画はいっぱいあると思う。

 

メッセージ性がなくとも、面白いとかそういう感情が湧くとは思うんだけど、一番笑ったのがやぱり富山ブラックラーメンだからな・・・w

 

初監督作品だそうで色々と勉強になる作品でした。

 

※あくまでも一意見です。

 

2.短編F

1.jamais vu

個人的にこの映画は今から映画製作やりたい学生は観たほうがいいんじゃないか?

35分のクオリティじゃない。

 

分かる人に分かればいいんですけど、天ぷらはやばいですね。

 

大丈夫これは大丈夫(ネタバレの話)

 

で、この話監督曰く母が寝たきりの生活で要介護の状態に少しの期間なったそうで、介護される側からすると怖いだろうなってところから作ったらしいのですが、本物の母親を使おうとしたそうで・・・w

 

でもほんとに、役者の人の演技もすげーって思ったし、要所要所のライティング、カメラワークは勉強になった。

 

不気味な雰囲気とかは最後オチできれいに持って行ったからね。

 

個人的に短編なのに長く感じるほどのボリューム感で良かったです。

 

2.素晴らしきクソッたれな青

16分の短編映画。

監督の舞台挨拶の通り、鬱憤が詰められてます。

インディーズだからこそ描ける世界観でした。

 

僕の見間違いだと思うんだけど、台詞と口の動きがあってなかったような・・・気がする。

逆にそれがいいんだけどね。

 

でも、確かに僕らの見てる、イメージとかって良いところのかいつまみなんですよ。

 

美しい日本(笑)ってことと同じじゃないですか?

まぁそのせいでガヤガヤとうるさくなってるのも事実ですが。

 

3.みぽりん

 

さて、大本命みぽりんです。

SNSのつながりで上映されていないのに何故か盛り上がりを見せたこの映画。

 

一言で表すとホームランか三振かどっちかです。

 

そこにバントとか、タイムリーヒットとかないんですよ。

ラスト10分の壊れようについてこれるかどうかでしょうね。

 

だからある意味ギャンブルな気がします。

 

ちなみに僕はホームランでした。

 

ただ、ホラーを謳ってるので、ガチガチのホラーを期待している人はあれです。

あの、シャイニングでも観ててください。

 

多分そっちの方が賢明な判断になると思います。

無論ちゃんとホラーの演出もありますよ。

 

正直これ以上は言わない方が賢明な気がしますね。

 

この作品、某ゾンビ映画と同じくネタバレ厳禁です。

 

 

ほんとに、ストレートとカーブで組み立ててるピッチャーがいきなり、ナックルとチェンジアップと縦スライダーに挙句利き手と逆で投げてくるみたいな感じです。

 

まあ尺の問題はあるかもしれないですけど、シネコンなんて大体が120分とかですしいいと思います。

 

ただ、あくまでも僕自身は90分 is the best!の人間なのでなんとも言えません。

というか、みぽりん関係なく120分だとトイレ行きたくなるのよね。

 

上映終了後キャストの顔を見て号泣したことは内緒です。

 

作り手じゃないけど、元町でのビラ配りを見てたり、ほかの人が配ってたり、もちろん僕もですけど、それを知ってたからこそ込み上げてくるものがありました。

 

主演のかっきーがなんで泣いてるのwって言ってたけどそういうことです。

あそこまで変に盛り上がってこけたらやばいですからね。

結果として観客賞ですからね組織票とは)

 

某ゾンビポーズめっちゃうまい人が、ロサの最終日に

「こんな映画ないですよ。こんな映画ないんやって」

って言いながら泣いてるのを思い出しましたけど、まさに今その人の気持ちになってみぽりんのことを言えると思います。出てないけどね。

 

色々とぼくもスタッフ並みに頑張りますので、みんな「みぽりん」をよろしくね。

Tシャツ着てどこかでビラ配りしても面白いかもね。。。(元町行くか)

 

3、閉幕

そんなこんなで授賞式です。

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観てない作品もあるのでここはカットです。

 

あと、余談ですけど金澤カレーおいしかったです。

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チキンカレーとビーフカレー

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最後にみぽりんチームで


この後、みぽりんチームでご飯にも行ってとてもとても楽しい時間を過ごして、翌日寝坊して学校遅刻エンドです。

 

それでも1限に間に合ったからOKでしょう。。。

 

来年もお金と時間があれば前日参戦したいかな。

 

みんなもミニシアターで、映画を見よう。

 

 

 

 

みぽりっと。